今の職場に就職して以降に書いた論文をまとめた総説を発表しました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan/advpub/0/advpub_25-00033/_article/-char/ja
この論文、(ワードファイルの作成日時からするに)2017年に途中まで書いて、やっぱ総説にするにはまだまだだなと思って放置していた原稿を仕上げたものです。
なぜ今になって再び原稿を書く気になったのかというと、総説を書けそうなくらいに研究事例がたまってきた、というのもあるのですが、野生魚と放流魚間に相互作用が生じる、ということはよく実感でき(もちろん、全容を解明した、というわけではない)、その次のステップとして、野生魚を保全する研究や活動にもっと取り組みたいという気持ちが芽生えだしたので、それでは「一区切り」的なものを書いておこうかと思ったからです。
ツラツラと書いていますが、言いたいことは最後の一文に「そもそも論」として集約されていて、資源管理にしても環境教育にしても、いきなり「放流」という手法を選択しないで、自然再生産の助長とか観察会とか、複数ある選択肢のうち、どれが一番有効か検討することがまず大事だと思っています。