野外操作実験は、そもそも供試個体が集まるか不安で、どれだけレプリケーションを減らせるか??なんてことも考えていましたが、2人一組でショッカーをかけまくったら半日で目標数に達しました。3日に一度、無事であることを確かめに行くために見廻りをしましたが、毎回ドキドキでした。でも、見回り中や今日の回収中の死亡個体も想定していた程度で実験を終えることができました。お手伝いさんが「どれもけっこう成長している」と言っていたのは気になるところです。どれも同じように成長されたのでは実験成功とはいえません。
朝の7時過ぎから3時間ほどで38個のエンクロージャーを設置できました。予想よりかなり早かった。
この実験、魚体計測は川辺にキャンプ用のテーブルとイスを置いて、なんとも優雅な一時でした。
魚類相調査は一転、ハプニングがあったり、1日14リーチも回ったりとハード(ドタバタ?)でした。ただ、博士課程の研究で使った川で、久しぶりに本格的な調査ができて懐かしい気分でした。こちらの方は、一つテーマを思いついたのでモニタリングをしてみようと思います。
今回は、科研費で雇ったアルバイトさん&ボランティアさんにずいぶんと助けられました。皆さん手際よくやってくれたので、かなり時間に余裕をもって作業を進めることができました。ありがとうございました。
と、機嫌よく家に帰ってきて、年に数回の阪神戦のTV中継を見ていたら、巨人にあっさり完封負けを喫してしまいました。気分悪ぅ。