2021年11月3日水曜日

論文紹介

新しい論文が公開されました。オープンアクセス!

Hasegawa, K., Okamoto, Y. & Morita, K. 2021. Temporal trends in geographic clines of chum salmon reproductive traits associated with global warming and hatchery programmes. Ecological Solutions and Evidence 2: e12107.

https://doi.org/10.1002/2688-8319.12107

内容はタイトルにある通り。サケの繁殖形質にみられる緯度クラインが温暖化やふ化放流事業の影響を受けて経年変化したのではないか?ということについて議論しています。特に、これまでの先行研究を踏まえると、ふ化放流事業の影響はかなり大きいのではないかと個人的には感じています。

所属グループの「宿題」として残されていたデータを自分が引き継いで書き上げたこの論文。なんとか責任を果たせてよかったと思います。