桃園空港から台北市内への鉄道の切符がプラスチックのコインというのが衝撃!
乗るときはこれをICカードの読み取り機にかざし、降りるときは自販機に100円玉を入れる感じで、自動改札機にチャリ~ンとやる
主要な参加者は30人程度とこじんまりとしたシンポで、一番多いのは日本人、ついで台湾人、英語のネイティブ話者は3名(?)と、これまで参加してきた国際シンポや学会とはがらりと違った雰囲気でした。使用言語は英語としつつも苦しくなると日本語、中国語(台湾語?)の使用が許されるので、気楽に参加できました。ただ、これはオーガナイザーがご自身の母国語である中国語に加え、日本語と英語に堪能だったことによるところが大きいのでしょう。サラマオマス生息地である雪覇国家公園へ向かう観光バスの中でも巧みに言語を使い分けてガイドしてくださいました。
で、一番の驚きは地元高校生がシンポに参加して、英語で質問をしていたこと。最近は、日本の学会でも高校生発表のセクションを設けているので、高校生の参加自体は珍しくないのかもしれませんが、英語の講演を聴講したうえに質問までした生徒がいました。そもそも、研究発表会の質疑応答の場で発言すること自体、慣れるまで勇気のいることですが、それを高校生が英語で???畏れ入ったと同時に英語教育に対する取り組み方が根本的に違うんだろうなあ、と思いました。
シンポジウムのハイライトともいうべきサラマオマス生息河川へのエクスカーション。こちらは天気も悪く、わかってはいたことですが、許可もなかったので魚に触れることは許されず、川岸から眺めるだけ。なんだかお預けをくらったワンコみたいな気分でした。
サラマオマスは手厚く保護されているのですが、観光資源でもあるようです。分類学的には論争の真っただ中の様ですが、見た目はヤマメで、漢字表記が「櫻花鉤吻鮭」というのも納得です。
いくらなんでもこんな落ち方する奴いないと思う。。。。