2013年12月21日土曜日

水産学会支部会のお手伝い

昨日、今日と水産学会支部会のお手伝いでした。特に今日は朝から総会、午後はまるまるシンポジウムでかなり疲れました。演者として参加するより手伝いの方が100倍疲れますね。

2013年12月15日日曜日

魚類系統研究会

この週末、魚類系統研究会が恵庭でありました。日光にいた頃を除けば、4年生から毎年参加している毎冬の恒例イベント。もちろん“勉強”目的なんですが、やっぱり飲み会が楽しみ。魚類でつながる人たちの忘年会です。今回もいつもの人、久しぶりの人、初めて話す人、色々な人と楽しい一時を過ごすことができました。

そして、来年の世話役を仰せつかりました。「盛大にやろう!」という分かるような分からんようなリクエストを早速頂いております。まあ、色々な人に声をかけてみるかな。

各地から大勢が集まる学会もよいのですが、こうしたこじんまりとしたご当地研究会もよいものです。

2013年11月23日土曜日

東北&東京出張

外国人研究者2名が被災地の捕獲場や孵化場、利根川のサケ(分布南限)を視察するというので、その案内役を任され、火曜日からずっと出張でした。まずは、千歳空港から花巻空港に向かい、そこで案内役を交代(お客さんはそれまでも日本海側を視察)。


一通り挨拶を済ませたはいいものの、3人の共通言語がなくコミュニケーションは四苦八苦。1人は日本語ができるので、すべて通訳してもらう。

初日はレンタカーで宮古へ移動。新設された研究施設を見学した後、宿へ向かいました。

夕食。噂には聞いていたが、よく飲む人たち。バイキングを食べながらウイスキーボトルを2人で1本空けていました。さすがに、このペースには付き合えない。。。

二日目は、現地の方にレンタカーの運転をお願いして宮古から陸前高田の捕獲場と孵化場を見学してきました。梁の設置の仕方、飼育池の設備等、北海道とはまた違っていて自分にとっても有意義な見学でした。



 
途中、「奇跡の一本松(レプリカ)」を見学。今回の見学を快諾してくれた漁協の職員さんにも、想像を絶する想いをされた方がいるでしょう。放流事業の是非、あるいは“好き”“嫌い”には各人それぞれ意見があるでしょうけれど、笑顔で我々を迎え入れてくれた職員さんが早く平穏な日常を送れるようになることを切に願う気持ちは共通しなければいけないのでは、と思います。
 
 
三日目は、宮古から盛岡までドライブ、盛岡~東京まで新幹線。早く着いたので、予定していたのより早い便に替えてもらおうかな、とも思ったけど、本数が随分少ない。東海道新幹線の感覚で考えていました。
 
四日目。利根川にある「利根大堰」を見学。利根川にサケ?というのが正直なところだったんだけど、ここ数年は1万匹を超えるサケが遡上しているようです。しかも、放流されているのは環境教育目的を中心にたかだか数千匹。「放流数は3000~4000です」と説明されて、客人が「3000万~4000万」と勘違いされていましたが、それもわかる気がします。ここは魚道に魚カウンターなるものが設置されており、それで遡上数が記録されています。また、魚道には観察窓がついていて、それで水の中を覗けます。数日前には、千歳川ばりにサケが観察窓をにぎわせていたようなのですが、この日見れたのは2匹(同一個体?)のみでした。
 


 
で、ようやく今日が最終日。成田空港まで客人をお連れし(1人はもう何度も来日されているので、成田に関しては自分よりも詳しい)、11時前から今まで待ちぼうけ(千歳行きは14:45発)。羽田発の早い便に替えてもらおうかと思ったけど、変更不可のチケットでした。何も東京から札幌へ帰るのに成田から飛行機に乗らんでも。。。。(苦笑)
 
ブログ書きがよい暇つぶしになってくれています。

2013年11月15日金曜日

奥飛騨調査

研究室の先輩からのお誘いもあり、奥飛騨に調査へ行ってきました。今年で3年連続。
調査河川は岐阜県だけど、富山空港から入る方が近い。行きは千歳から直行便が取れたので楽ちん。レンタカーで飛騨高山の宿へ移動。初日のミッションは地酒「色男」を入手すること(昨年、お土産で頂いてツマがめちゃくちゃ気に入ったので)。土産物屋にはなかったけれど、高山駅前の酒屋で買うことができました。

二日目は丸一日、魚類調査。といっても、9時半集合だからお気楽なものです。立派なニッコウイワナやアマゴがたくさん獲れました。周りの山々は紅葉と冠雪が入り混じり、白、赤、緑のグラデーションが綺麗でした。



今日は、午前で調査を抜け出し、また富山空港から羽田経由で帰ります。今回の出張は決まったのがわりと直前だったので千歳直行のAIRDOはとれず。喫茶店で時間つぶしにブログ更新をしている目の前でAIRDOは飛び立って行きました。

2013年11月4日月曜日

授業

先週、先々週と非常勤講師として私立大学で授業をする機会がありました。頂いたお題は「河川生態学」、持ち時間4コマ(1週目1コマ、2週目3コマ)。

1週目は90分話すネタを仕込んで凌ぐ、といってもこれまでのプレゼン、写真+αでOK。2週目は水族館へ見学。70名弱の学部生を2人で引率するのはそれなりに疲れたけれど、前情報よりもずっとお行儀のいい人たちでした。

昨日は友人の結婚祝賀会。今日は車のタイヤ交換。来週からいよいよ札幌市内でも雪が降るようです。

2013年10月6日日曜日

魚類学会@宮崎

「また台風?日頃の行いがよっぽど悪いんじゃない??」なんて職場で冷やかされていましたが、今回はちゃんと飛行機が飛び、初めて宮崎にやってきました。千歳~羽田1時間半、羽田~宮崎も1時間半のフライト。電車組はあれこれ乗り換えて大変だったみたいだし、それに比べると楽なもんかもしれない。

初日は昼についたので、宮崎ラーメンなるご当地ラーメンを食べた後、市内を散策。とりあえず県庁を見てきました。思ったより小さかったけど、けっこうきれいでした。

一昨日、昨日はどっぷりと学会漬けでした。coral reef fishのbehavioral ecologyの話が多いのは南国ならでは?外来種関係は相変わらずバスの駆除の話が多いですね。ついでタイバラ、そして最近はヒメダカも増えてきた気がする。外来種管理の実践を念頭に置いた話が多く、外来種の影響をecologicalに理解しようという研究が少ないのは個人的にはちょっと物足りなかったかな。生態学会で盛り上がっていた環境DNAの話は今回はなし。来年、再来年にはきっとでてくるでしょう。

で、どっぷりと学会漬けということは夜の方が大変なわけでして。一昨日の懇親会のあとのニ次会は、宮崎地鶏を食わせてくれる店で炭火焼を堪能。あのレアな感じと炭の香りが絶品でした。昨日は水槽で泳ぐイセエビ、一匹5000円。食べれたお造りはほんの一口、二口。でも、甘くてこれもまた絶品でした。みそ汁もうまかったな。そのあと、2軒目で今度は水槽で泳ぐカワハギを頂きました(1980円)。姿盛りのシッポがまだピクピクしていたりして、やっぱり絶品。


今朝は青島までちょっと観光。飲み会で「バスで20分」なんて言われたけど、行きは一両編成の鈍行で30分、帰りはバスで1時間でした(しかもバスの方が運賃が高い)。有名な洗濯板みたいな岩にくわえ、亜熱帯性の植物に囲まれた神社が風変わりでおもしろかった。



午後からシンポジウムを聞いて撤収。飲み疲れたので晩はまったりとホテルで過ごしています。明日もちゃんと飛行機は飛ぶでしょう。
 

そうそう、自分の発表はpublishされたデータの余り+αでつくったストーリーだったわりには、まあまあ好評だったでしょう。共著の人にさっさと論文化するからね~と気安いことを言ってしまったので、この後も頑張らねば。

新しく始めたこのブログも「見てますよ~」と学会で知人に言われ、早速反響あり。超意外。






2013年9月22日日曜日

日光再訪

9月17日から20日にかけて、2007年~2009年まで在籍した日光に外来魚調査に行ってきました。

前日の台風のあおりを受け、新千歳空港は予想通りごった返し。でも、搭乗手続きは済んでいるし、あとは荷物を預ければいいや、と思っていました。「出発が迫ったお客様は優先的に通すようにあとでお声掛けしますので、とりあえず列に並んでおいてください」とスタッフがいうので待っていたら、なんとお声が掛かることなく、飛行機が出発!クレームをつけたら同じような人が10人弱出てきたものだから、ちょっと偉い人が出てきて平謝り。2時間後の便を手配し直してくれたものの、これじゃあ、今日中にレンタカーを借りて坂の上の研究所までたどり着けないじゃないか!とまたクレームをつけると、日光までの最速の交通手段である新幹線、それでも間に合わなかった場合の坂の下での宿泊代を負担してもらう、という口約束を取りつけました。でも、手配し直してもらった便が、もうすぐ引退するB747(いわゆる、ジャンボ)でちょっとラッキー。

そんなこんなで飛行機に乗り遅れたから遅れます、今日はもう今市に泊まります(結局、坂の上にたどり着けず、というか、無理してたどり着く意味がなくなる)、と研究所に電話すると、今市で飲み会を開いてくれることになりました。「乗り遅れた」というとさも自分が悪いかのように思えるので、まずは必死の弁解からスタート。いやまあ、ドタバタとご迷惑をお掛けしたことは間違いありません。お騒がせしました。。。。

2日目、3日目はサンプリング。大雨の影響で川に入れるか心配でしたが、水も落ち着き、好天の下で気持ちよく調査ができました。しかも、ショッカー一台で調査するつもりがニ台出してもらえたので、スピードは二倍。2日で予定していた調査を1日半で余裕を持って終えることができました。多忙ななか、付き合ってくれた皆さんに感謝。

3日目の晩、今回の出張の“裏の”目的だったジョニーズカフェに飲みに行く。2010年に調査で立ち寄ったとき以来の訪問だったけど、よく覚えていてくれて、マスターご夫婦と楽しい時間を過ごせました。ビールもピザもパスタも相変わらずおいしかった。帰りがけ、ママが「ちょっと待って。お土産あげるから!」といってゴソゴソ探して引っ張り出してきたのが「パックのアールグレイ1L(KEY COFFEE)」。「ちょっと重いけど、奥さん紅茶好きだったでしょ」だなんて、奇妙奇天烈なお土産だけど、よく覚えていてくれて、その気持ちが嬉しいものです。

お土産は日光ビール。いつもの緑ののぼりが出ている土産物屋で「日光ビールちょうだい」というと前まであった緑のボトルとは違うビールを渡されました。「あれ?緑のは?」と店員さんに聞くと「あれを作っていた会社はつぶれました」とのこと。じゃあ、古いのぼりは使うなよ。。。

調査のはずなのに、飲みネタの方が多い。。。仕事だけでなく旧交を温めるよい訪問だったということでしょう。



 

2013年9月17日火曜日

台風一過

今回の台風、強烈な雨台風でした。実家のある京都の桂川、鴨川は氾濫し、今日から調査に訪れる日光のほぼ真上を通過、200mm以上降っていってくれた模様。道東方面もすごかったようですね。札幌方面はたいしたことなかったので、小樽でサバ釣りが楽しめたんだけど(刺身が絶品!)。

今朝から飛行機はちゃんと飛んでいるようだけど、昨日乗れなかった人たちで空港はごった返していそう。ちょっと憂鬱。


2013年9月7日土曜日

心機一転!

これまで「一行日記」的にブログを書いてきましたが、ちょっとマンネリ化して「やっていてつまらないな」「面倒くさいな」、そもそも「書くこと無いのに無理して書かなくても・・・」と思い出したこともあり、自分の真面目なホームページにリンクさせる形で再スタート。

(自分の中で)ブログは遊びの要素が強いので、もちろん無理して続ける必要はないのですが、やはり印象深い出来事があったときはどこかに綴っておきたいもの。これからも、その都度更新していきたいと思います。

12日まで京都の実家でちょっと遅めの夏休みを過ごした後、日光での調査、宮崎での魚類学会と出張が続きます。