2013年11月23日土曜日

東北&東京出張

外国人研究者2名が被災地の捕獲場や孵化場、利根川のサケ(分布南限)を視察するというので、その案内役を任され、火曜日からずっと出張でした。まずは、千歳空港から花巻空港に向かい、そこで案内役を交代(お客さんはそれまでも日本海側を視察)。


一通り挨拶を済ませたはいいものの、3人の共通言語がなくコミュニケーションは四苦八苦。1人は日本語ができるので、すべて通訳してもらう。

初日はレンタカーで宮古へ移動。新設された研究施設を見学した後、宿へ向かいました。

夕食。噂には聞いていたが、よく飲む人たち。バイキングを食べながらウイスキーボトルを2人で1本空けていました。さすがに、このペースには付き合えない。。。

二日目は、現地の方にレンタカーの運転をお願いして宮古から陸前高田の捕獲場と孵化場を見学してきました。梁の設置の仕方、飼育池の設備等、北海道とはまた違っていて自分にとっても有意義な見学でした。



 
途中、「奇跡の一本松(レプリカ)」を見学。今回の見学を快諾してくれた漁協の職員さんにも、想像を絶する想いをされた方がいるでしょう。放流事業の是非、あるいは“好き”“嫌い”には各人それぞれ意見があるでしょうけれど、笑顔で我々を迎え入れてくれた職員さんが早く平穏な日常を送れるようになることを切に願う気持ちは共通しなければいけないのでは、と思います。
 
 
三日目は、宮古から盛岡までドライブ、盛岡~東京まで新幹線。早く着いたので、予定していたのより早い便に替えてもらおうかな、とも思ったけど、本数が随分少ない。東海道新幹線の感覚で考えていました。
 
四日目。利根川にある「利根大堰」を見学。利根川にサケ?というのが正直なところだったんだけど、ここ数年は1万匹を超えるサケが遡上しているようです。しかも、放流されているのは環境教育目的を中心にたかだか数千匹。「放流数は3000~4000です」と説明されて、客人が「3000万~4000万」と勘違いされていましたが、それもわかる気がします。ここは魚道に魚カウンターなるものが設置されており、それで遡上数が記録されています。また、魚道には観察窓がついていて、それで水の中を覗けます。数日前には、千歳川ばりにサケが観察窓をにぎわせていたようなのですが、この日見れたのは2匹(同一個体?)のみでした。
 


 
で、ようやく今日が最終日。成田空港まで客人をお連れし(1人はもう何度も来日されているので、成田に関しては自分よりも詳しい)、11時前から今まで待ちぼうけ(千歳行きは14:45発)。羽田発の早い便に替えてもらおうかと思ったけど、変更不可のチケットでした。何も東京から札幌へ帰るのに成田から飛行機に乗らんでも。。。。(苦笑)
 
ブログ書きがよい暇つぶしになってくれています。

0 件のコメント:

コメントを投稿